氷との対話

平昌オリンピックも終わりますね

冬季オリンピックでは

過去最多のメダル数を確保

スピードスケートに至っては、

金３つという快挙と言ってもいいのでは

ないでしょうか。

個人的には高木菜那選手の

マススタートは、

ご本人のいろんな想いを感じて、

涙が止まりませんでした。

本当に良かったと思います。

さて、

今回小平選手の金メダルについて

ブレードや靴、

氷との対話、

など

様々なキーワードがありました

新聞社やＴＶ局から

たくさんのお問い合わせを受け、

考えうる限りのご回答をさせていただきました。

これらのキーワードの中でも

「氷との対話」について、

非常に共感がもて、

私自身が選手のとき、

私自身が指導者のとき、

そしてエンジニアとして

ブレード加工に携わる身になったとき、

またブログを通じて、

皆さんに情報発信するとき、

すべてのフェーズにおいて、

「氷との対話」がキーワードです

小平さんの話にのっかろうと

しているわけではないですよ（汗）

ブレードの位置の重要性、

ブレードのロック形状の重要性

（ロックの高低ではないですよ）

ブレードのチューブ矯正の重要性、

鍛え抜かれた鋼の肉体と、

磨き抜かれた技術から

繰り出されず絶対的なパワーを

道具を通じて

余すことなく氷に伝えることを

起きている時間はほとんど考えています。

これまでも申し上げていましたが、

少なくともブレード加工ついては、

世界でぶっちぎりの技術を有していると思います。

それはブレードの

加工精度技術だけではありません。

ただブレードを触れる

そういった方は多くいらっしゃいます

物理の知識、

測定器、

測定管理技術、

その１セットのブレードを完成させるために、

必要なのはただマシンを動かすだけでは、

絶対につくれません。

知識、道具、技術、

これらが揃って、

始めて１セットのブレードを

完成することができます。

このブレードを

活かすも殺すも

選手がどれだけ

「氷と対話してくれる」かなのです。

今回のオリンピックで

もっともっと小平選手を応援したいなと

思わされました。

また次４年間に向けて

頑張っていきたいと思います。

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