茅野スーパースプリント

スピードスケート専門店 Speed Starの中山です。こんばんは。

先日ブログの方で、全日本中学について紹介いたしました。

ちなみに、同じ日程で開催されていた、
茅野スーパースプリントも観戦させていただきました。

こちらの試合も、全日本中学に負けないくらい楽しい大会でした。

先日観戦した東北信大会でも活躍していた選手を
再度みることができて、色々な角度で選手を見ることができたのも収穫です。
やはり、現場にいって生で見るということはとても大事だなと感じました。

しかし、この茅野スーパースプリントの距離の構成が素晴らしかったです。
距離が300mと500mなんです。
オリンピックや公式の大きな大会にはない距離ですが、
ジュニアにはこのような距離の大会は必要だとずっと思っていました。

私がイギリスでスケートをしていたときも、
ショートトラックでしたが、333m（3週）や222m（2週）という競技がジュニア用にありました。
日本では聞いたことありませんが、、、

過剰に長い距離をジュニアに滑らしても、
体力も集中力も持ちません。
大会の競技時間が長くなるだけで、運営コスト、運営時間にとって良いことはありません。
なので、日本でもこのような大会があればいいのになって思っていました。

また、シングルトラックであれば、年に１回くらいは男女混合の試合があっても良いと思います。
狙いはトップ女子の更なる底上げです。
ライバル不在で優勝してしまう女性が試合で男子のトップ選手に引っ張られる形になると
もっと素晴らしい記録がでるはずです。

これは本人にとって、自信にも繋がるはずです。

実はこれもイギリスでは取り組まれていました。
オリンピックの女性選手と大会で滑る機会があったのですが、
負けたくないという想いで奮闘したのを覚えています。

選手が少しでも速くなるためにできる企画を
たくさん考えて、実践していきたいなと思わされました。

今回も茅野のリンクで
砥ぎ台の調整と、解説をさせていただきました。
周りで見ていた方も興味を持っていただけたので、
有意義な時間だったかと思います。

砥ぎ台のお話が中心だったのですが、
皆さんが興味をもたれたのはロックゲージでした。
（これが個人的にはとても嬉しかったです、、、）

http://office-speedstar.com/?pid=54891033

当然、ロックを崩さないように、最善の注意を払って
研いでいると思いますが、

「維持できているのか！？」

という評価ができていないため、
皆さん次々にロックゲージを靴に当てていました。

あらあら、
きっちり維持できている方は一人もいらっしゃいませんでした、、、

どれだけ最新の注意を払ってもロックは絶対に崩れます、
しかも「すぐに」崩れますので、
定期的にロックゲージを使用して管理することが大事です。

選手としてスケートをかんばっていこうと思うなら、
必須道具ですよ