ダイヤルゲージを使う上で最も重要なこと
公開日:
:
最終更新日:2013/10/17
スピードスケート
ダイヤルゲージを使う上で最も重要なこととはなんでしょう?
こんばんわ
スピードスケート専門店 Speed Starの中山です。
ロック修正の依頼が止まらないですね。
ブログを読んでくださった方が、マシンを信じられなくなったそうで、、、。
マシンは悪くありません、最後に必ず仕上げ、修正が必要なのです。
何度も申し上げているのですが、
ロックを「作る」よりも、「維持する」方が何倍も重要です。
今日はブログやメルマガを読んでくださった方の中で、
ロック作りやロック管理に挑戦される方がたくさんいらっしゃいます。
新たに挑戦された方からの質問で最も多いのが
「ダイヤルゲージの使い方」です。
具体的な使い方はまた別途ブログで紹介していきたいのですが、
今日は最も重要なことをお伝えしたいと思います。
ダイヤルゲージはゲージをブレードに当ててやり、
出てきたメモリを読み取る、ただそれだけです。
では、
出てきたメモリは正しいのでしょうか?
つまり、メイプルやマーケージのロックゲージを使用した場合、
23Rは54μm(1000分の54mm)ですが、
では、ダイヤルゲージが示しているメモリ『『54μm』は正しいのでしょうか?
話を少し変えます。
小学校や中学校の算数や数学で使用する15cmの定規を使用して10cmの線を引きます。
その線は、本当に10cmを指しているのでしょうか?
書き始めのゼロ地点が本当に「ゼロ」からスタートしているのでしょうか?
スタート地点が0.1mmからスタートしてしまうと、その線は9.9mmになってしまいますし、
スタート地点が-0.1mmからスタートしてしまうと、その線は10.1mmになってしまいます。
皆さんは、0.1mmレベルで、スタート地点をコントロールできますか?
話を戻して、、、
ダイヤルゲージでも同じことが言えます。
しかも、ダイヤルゲージのメモリは1μm(0.001mm)単位です。
物理の世界で毎回「ゼロ」はありません。
必ず誤差がありますし、誤差を定義しなければなりません。
そして、これを踏まえた上で、ダイヤルゲージを利用して、0.001mmで管理することも不可能です。
この話をしだすととんでもなく長くなるので、今回はやめておきます。
つまり、ダイヤルゲージを使用する上で最も重要なことは、
一定の基準を評価できる精度の高い測定器(ストレートエッジ)ものを持ち、
毎回同じ基準で測定するということです。
特にロングトラックについては、
ミクロン単位で20R、21R、22R、23R、24R、25Rと変わりますので、
「基準」「精度」は強烈なキーワードになります。
何度も言いますが、マシンではこの精度は出ません。
構造上でるわけがないのです。
「難しいかも、、、」
「私には到底、、、」
という固定概念、先入観を捨てて、
少年のような気持ちで、ロック管理を初めてみてはいかがでしょうか。
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