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スピードスケート用角度出し分度器 取扱い開始

公開日: : スピードスケート

熱さも一段落してきました。
トップ選手たちは、続々と十勝オーバルでの調整も中盤で、
スピードも徐々に上がってきたと聞いています。

乗り込み期からスピード期への移行時は慎重に身体と対話し実施していかないと、
怪我につながります。落ち着きながら徐々に上げていくことを意識しながら取り組んでください。

プロ野球選手の春季キャンプでどの選手も「怪我をしないように」といっている意味はほとんどがこれです。

さて、今日は分度器の御紹介です。
これまで興味をもっていただいた方には御紹介の方をしてきましたが、
やはり、スピードスケートの「スピード」と「研磨」は超密接な関係ですので、
是非とも全ての選手に知っていただきたいと思い、
御紹介することとしました。
ちなみに、分度器を使用した角度調整は、
ペニートンのブラックホークでしか実施することができません。

決して出し惜しみをしていたのではございませんので悪しからず(笑)

そもそも、なぜ分度器が必要なのかですが、
大きく2つの理由があります。

一つは、「全てのブレードがチューブに対して90度に装着されていないから」です。
例えば、目の前にメイプルのツインレーザーが2セットあったとします。
この2セットは同じ角度でチューブに装着されていません。
過去の統計ですが、±2度の誤差があります。
絶対値で4というと、すごい差になります。
ただ、これが現状のスピードスケートメーカーの実力なのです。

話が逸れますが、
メイプルをはじめとした、他業者の研ぎ台は、
「チューブに対してブレードが90度に装着されている」のが前提の構造になっています。
メイプルやEVOの研ぎ台は
「地面と平行にすることで90度を保つことができる」と謳っておりますが、
これを成し遂げようとすると

 ・チューブに対してブレードが完璧に90度に装着されている
 ・ブレードを挟み込む箇所が完全に90度出しされている

の2点を成し遂げなければなりません。
この2点をオートマチックに精度出しができる研ぎ台なら、
こんな価格では購入できないですからね(笑)

なんらかの調整を最終的に人間の手によって行うことで、
初めて使用できる道具になります。

まあ、これらの研ぎ台はブレードのみの1点止めの為、
そもそも「まったくブレードを固定できない」という時点で使用に値しませんが、、、

話がそれました。

続いて、2点目
「そもそも90度が完璧なのか!?」
だれが90度が完璧と言いましたでしょうか。

過去にも書きましたが、スピードスケート競技は左回りだけの競技です。
同じような競技で、オートレースがありますが、こちらも同じようなトラックのスピード競技です。
ヤフーや、グーグルで『オートレース』と調べてみてください。

これでもかといわんばかりの、左回りに特化したマシンがでてきますので。

左回りに特化したスピードスケートにおいて、
90度が本当に正しいでしょうか?

ちなみに、ショートトラックでは89度(鋭角にする)が主流です。
あれだけのバンクをしますので、グリップ力をより高める為です。

これまで何度も何度も書いてきましたが、
勘違いされている方がいらっしゃいますので、

再度申し上げますが、

グリップ力を高めるのは「こけない為」ではないですので。
加速度を上げる為には、遠心力に対して力を加えなければなりません。
「スピードを出すためにグリップ力を上げなければならない」のです。

それでは、ロングトラックにおいてはショートトラック同様に89度が適正かというと、
それは違うと思います。
ロングトラックにおいては、ショートトラックほどバンクをしない為、
ショートトラックほど遠心力がかかりません。
必要以上に鋭角にすることで、ブレードが氷に刺さり、
それが抵抗になり、減速しかねません。

角度91度のように鈍角にすることも有効な考え方かもしれません。

ほとんどの方が「90度が適正だ」という「思い込み」や「先入観」で
研磨をしていると思います。
根拠や理屈がなく取り組むことはあまりお勧めしません。

心・技・体・道具の4点全てにおいて「明確な根拠」を持つことで、
次のステージを極めることができます。
行き当たりばったりの、環境任せだと、必ず出口の見えないスランプに陥りますよ、、、

今回の角度について申し上げると、
自分自身の中での、明確に「適正なフォーム」をイメージし、
そのフォームに必要なグリップ力をイメージし、
それを実現できる最適な角度を探し求めなければなりません。

ブレードの位置を探し求めるのと同じことです。

先入観や、思い込みで「90度絶対主義」になっちゃってる方は、
メイプルやEVO、他業者様の研磨台を使用されており、
調整はできないですが、一応確認の為にと
差し金を使用されている方がいます。
差し金で、「合っていない!?」と思われて、
相談にいらっしゃる方がすごく多いですよ。

逆に差し金を使用して、「合ってる」と思っている方がいらっしゃったら、
そっちのほうが危ないのですが、、、

『固定』と、『角度調整』という2大機能を有した、
ブラックホークと分度器。
そして、DMTの砥石とルビーのサイドストーン。

ありとあらゆる研磨道具から導き出した最高の研磨道具セットです。

分度器の動画を紹介しておきますね、参考になればと思います。
(冒頭に載せとけばよかったかな、、、)

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スピードスケート専門店 Speed Star
店長     : 中山 久美
電話番号   : 050-5534-5640 
(不在の場合はメッセージを残しておいて頂ければ必ず折り返します)
メール     :  info@office-speedstar.com
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