全日本距離別のレポート

スピードスケート専門店スピードスターの中山です。

先週の土、日とエムウェーブにスピードスケートの距離別大会に行ってきました。
大会新記録や日本新記録が散見されたので、オリンピックイヤーのせいか、 選手みなさんの気合の入り方が伝わってきました。
なんとか、オリンピックで一つでも多くのメダルを切に願います。

今回は、個人的に確認したいことがありました。

いくつかあったのですが、最も気になったのは、バイキングナノフレックスの「普及率」と「結果」です。

VIKING | バイキング | Nanoflex

昨年発売され、本当に一握りの方しか使用していなかった当ブレードですが、当ショップスピードスターからもトップ選手向けに多く販売させてもらいました。

スピードスターから購入してもらった選手のほとんどをチェックしましたが、
距離別で表彰台にのった選手もいましたし、表彰台にのれなくとも、パーソナルベストが出たりと上々の記録だったと認識しています。

素材、構造等、ブレードを構成する要素については、間違いのないブレードだと確信していたのですが、
結果が全ての世界なので、、、

購入してくれた選手への印象を聞いたところ、聞いた方は「すごくいい」と言っていましたので、
問題はないと確信しています。

以前のブログにも書いていますが、従来までのバイキング長野スプリントシリーズとの大きな違いは、
「バネの仕様」と「システムの構造」です。

バネの仕様については、メイプルと同様の引張バネを使用しており、効率性よりいも耐久性が格段に上がっていると言えるでしょう。
つまり、従来までの長野スプリントシリーズに比べてバネが切れるリスクがほとんどないということです。

システムの構造については、メイプルや従来までのバイキングは左右対称のシステムに対して、このナノフレックスは左右非対称です。
右足と左足の役割が違うということでこのようにしたとのことですが、記録に直結するのか分析ができていませんでした。
結果論では、こちらも良い作用があったのではないかと思料しています。

エムウェーブでも事前に依頼があったDMTの砥石とサイドストーンをお渡ししました。（この長野遠征だけでも12枚、、、サイドストーンで7個、、、）
確実に昨年以上にみなさん興味を持っていただいていることがわかりました。どうも、使用した方の感想を聞いたり、為に使わしてもらったりしたそうです。
レンタル砥石もございますので、是非御使用いただき、その切れ味をお試しいただきたいと思います。