スピードスケート ダイヤルゲージの限界の良い例え話
公開日:
:
最終更新日:2014/08/12
スピードスケート
日本で一番安くて、高品質なショップでありたいと思っているので、競合店の状況は必ずチェックするのですが、他業者のお店では色々書かれていますね、、、
意識していただいているのは光栄なのですが、、、
当ショップのことを色々書かれることはなんとも思わないのですが、
悲しいことかな、そのショップで購入した道具でないとメンテナンスをしてくれないと書かれていることは非常に残念です、、、。
全てのスピードスケートショップが、どこのショップで買っても、どこのチームでも、分け隔てなく最高のサービスを提供してくれるショップであって欲しいと心から願います。
悲しくて少しグチがでてしまいました、、、
ちなみに。当ショップの価格は、
全て消費税込み、送料込みです
さて、ダイヤルゲージの限界のお話は、ブログやメルマガで何度かお話してきました。
熱心に読んでいただき、たくさんのお問い合わせもあり、御理解していただいている方もいらっしゃるかと思います。
一方で、いつまでたっても、『ダイヤルゲージ絶対主義』が頭から離れない方もいらっしゃいます。
(ナショナルチーム選手やトップ選手に多いのが、悲しいのですが、、、)
結論から申し上げると、これまで申し上げてきたとおり、
・23Rとか25Rとかのロックをダイヤルゲージで作り上げることは99.9999999%できません。
・そして、ダイヤルゲージを使用してロックを作り上げると、同じロックは99.999999%できません。
・なぜなら、ダイヤルゲージは一種の測定器で測定器には必ず誤差があるからです。
市販されているメイプルやマーケージのダイヤルゲージは誤差±5μ(ミクロン)あります。
・例えば、ロングトラックのロックについて、メイプルのダイヤルゲージの値は下記の通りです。(単位:ミクロン)
| 21R | 22R | 23R | 24R | 25R | 26R | 27R | 28R | 29R | 30R |
| 60 | 57 | 54 | 52 | 50 | 48 | 46 | 45 | 43 | 42 |
一般的に標準と言われている(私は思っていませんが、、、)23Rの54μを目指してロックを作り上げても、
±5μは誤差がありますので、
今日作ったロックは 54 - 5 = 49μ(約25R) かもしれませんし、
明日作ったロックは 54 + 5 = 59μ(約21R) かもしれません。
21Rはロックが高いだの、25Rはロックが低いだのという議論は、
本当に
「どんぐりの背比べ」
「50歩100歩」
ということわざの意味通りということがよくわかると思います。
さて、前置きが長くなりました。すいません、、、。
良いたとえ話というのが、最近プロ野球で話題になっている「統一球」問題です。
簡単に説明すると、統一球の基準値よりも、反発係数が高く(反発しやすい)、ホームランが出やすいボールが使用されていたという話です。
ピッチャーが有利とか、バッターが有利とか、そういう議論はここでは置いといて、
「反発係数の基準値」 と 「測定器の誤差」 について着目してみましょう。
プロ野球機構が定めている統一球の基準値は 「0.4034〜0.4234」 です。
この中に納まっているかどうかを、各球場で使用されるボールのうち、1ダースを抜き取り、平均値を以て、基準値の範囲に入っているかどうかを判断しているとのこと。
平均値というところが今回の話のミソで、全てのボールが必ずしもこの範囲に入っているわけではなく、あくまでも1ダースの平均値がこの範囲に入っていたら問題がないのです。
これは、ボール側が悪いのではなく、測定器側にも誤差がどうしても発生してしまうので、このような測定方法をとっていると考えられます。
この範囲内に入ったボールは統計上「統一球」に認定されるだけで、反発係数「0.4034」だとか「0.4234」だとか、
断定して言えるわけではないのです。
何がいいたいかというと、
先述したとおり、メイプルやマーケージのダイヤルゲージで23Rのメモリを基準にロックを作り上げても、それは自体は問題はないのですが、
そのロックは必ずしも23Rではなく、21R~25Rの中のロックなんだという認識を持つ必要があります。
さらにさらに何をいいたいかというと、
23Rのメモリを基準にロックを仕上げると21R~25R内に分布します。
また、25Rのメモリを基準にロック仕上げると、23R~28R内に分布します。
高いとか、低いとか、、、議論になりますでしょうか。
こちらならどうでしょうか。
23Rのメモリを基準にロックを仕上げると21R~25R内に分布します。
28Rのメモリを基準にロック仕上げると、26R~31R内に分布します。
これなら、「ダイヤルゲージの誤差」を考慮すると、明らかに違うロックですので、
違うロックと言えますね
誤差については、こちらのブログで詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
ロングトラックのロックの世界がどんな世界かが少しは分ると思います。
統一球問題ですが、個人的には、2-1の投手戦 よりも 8-7 の打撃戦のほうが面白いんですけどね、、、
追伸1
昨年大ブレークしたマーケージの靴がバージョンアップしました。
唯一強度が弱かったファスナー部分が改変されました。
すさまじい軽量ブーツで、昨年当ショップから購入された方も多くの方が記録を更新し、
有りがたいお言葉をいただきました。
追伸2
ロックの修正や、ロックの加工の依頼が殺到しており、
本当に手があと10本は欲しいと思います。
やれどもやれども増えていくばかり、、、
それでも、良いブレードは良いスケーティングフォームを作ってくれますので、
魂を込めて、全力で加工しています。
他業者で購入されたり、そういうことは一切気にしませんので、
なんとかしたいと思っている選手は、お問い合わせください。
追伸3
日本がオリンピックでメダルを取得するための当ショップの最大の責務は
この究極の加工をどれだけ普及させるかです。
これまで、どれだけのオリンピック選手にこのブレード加工を施工してきたでしょうか。
ロックや曲げも重要です、それよりもなによりも重要なことがあります。
施工するしないは別として、「知ること」がとても重要です
追伸3
ブレードの滑走面の抵抗についてきちんと知りましょう。
研ぎ方一つでタイムがびっくりするほど変わります。
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スピードスケート専門店 Speed Star
店長 : 中山 久美
電話番号 : 050-5534-5640
(不在の場合はメッセージを残しておいて頂ければ必ず折り返します)
メール : info@office-speedstar.com
お得な
メルマガ登録 : http://goo.gl/FRJPR
ブログ : http://blog.office-speedstar.com/blog/
ショップURL : http://office-speedstar.com/
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